コンタクトレンズの種類
コンタクトレンズにはどんな種類があるの?
ハードコンタクトレンズは2~3年使用するタイプがほとんどです。
特殊なものに、オルソケラトロジーレンズといって、夜寝るときに使用して起きているときは外す、近視を矯正するタイプがあります。
日本コンタクトレンズ学会はガイドラインで、その使用を20歳以上としています。
ソフトコンタクトレンズには次の種類があります。
・約1年間使用する従来型タイプ
・毎日使用したら捨てる1日使い捨てタイプ
・2週間使用して交換する2週間交換タイプ
・1~6ヵ月のサイクルで定期的に交換する定期交換タイプ
・1週間または1ヵ月コンタクトレンズを外さずに使用する連続装用タイプ
この中で、1日使い捨てと連続装用タイプ以外は、洗浄・消毒を毎日する必要があります。
ハードとソフトの違い
ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズはどこが違うの?
コンタクトレンズには、角膜より小さく水を含まないハードコンタクトレンズと、角膜より大きく水を含むソフトコンタクトレンズがあります。
ハードコンタクトレンズ
異物感があり、ズレやすいなどの欠点はありますが、角膜に傷ができると痛くて装用できないために病気を早期に自覚します。
そのため眼障害が重症化しにくいので安全性が高く、乱視の矯正もソフトコンタクトレンズより光学的に有利です。
ソフトコンタクトレンズ
柔らかいので装用感がよく、ズレにくいためにスポーツをするときにも使用できます。
しかし、角膜に傷ができてもバンデージ効果といって傷を覆い隠すので、軽度の傷では自覚症状が少ないために重傷化する場合が少なくありません。